大阪ラブ&ソウル

by 牛尾 千聖

今日はNHKの大阪ラブ&ソウルをみた。
林海象さんが書かれたものだった。びっくり。

一時間少しの作品。もう少し長くしてほしかった。葛藤する部分や、家族とのエピソードをもっと見たかったなあとおもった。おもしろかったし、興味があったから。
在日コリアンのお話で、自分の国籍に対してや、自分は何者なのかということがテーマにあった。
物語の中で在日コリアン3世の主人公とミャンマー難民の女の子が恋をしている。
この女の子がとてもよかった。
演技経験がないということだけど、実際在日難民であって、08年難民認定をうけられた方らしい。今は関西の大学に通っておられるようです。
日本語を本当は、どれだけ流暢に話されるかはしらないけれど、お芝居の中で話す彼女の言葉はゆっくりだった。とても重みがあった。言葉が、たとえば単語。日本語での意味、母国語での意味、彼女の中の大切な思いみたいなのがまとめてでてきてるような。だから、話すだけでとてもよかった。
うーん。生い立ちとか反映されていたのだろうか。