六月さよならで七月がくるやん

by 牛尾 千聖

もう夏だなあ。
お芝居が終わり、一区切り。バストリオの「わかる、気もする」見に来ていただいて一緒にバインミーをたべたお客さん、きにしてくれた方々、ありがとうございました。

今回のお芝居はいろんな人が好き勝手していたので楽しかった。特に演出なく自分の好きなことをしてる、という場面が多。
出ている人が役者じゃない人が何人かいたので、バラバラ具合がよかった。それが刺激的だったなあ。やり方とか違うし。パッとできるんだな、みんな。私はすごくあこがれていたのだけど、自分は自分のやり方があるから無理せんとやろうと再確認できた現場でした。

■映画を一日に二本観ることを久しぶりにした。ちょっとつかれた。

■マレビトの会の、マレビトスタディーズで「女優論」めちゃおもろそうやな。みれなかった、、文字おこしでアップされることを待とうなあ。ツイッターでついーとされてたもので、

生の台詞を演劇に落とし込んでも、そのことは伝わらないと思う。津波の現実を別の方法・言葉で伝える必要があるし、そこが鍵だと思う。(永井) ( #mare_stu live at http://ustre.am/Acu1)

とあった。
この言葉は対談から抜粋されてて、私はそれを読んだだけだから、くみ取った意味は違うかもしれないけど
最近見た芝居で、同じことを思った。台詞が邪魔だと思う場面が。頭にはいってこなかった。邪魔というかその事柄、心情がだーっと台詞で詰めてあふれていたように感じた。台詞で聞きたくないことがあった。でも役者さんはその言うことに集中している姿はいいんだなとおもうし、だから、台詞の内容は入ってこないけどよいと思った。
舞台は異様な場所だもんなあ。

■ラストって大切だなあ。その、観た芝居もラストのあたりで台詞に関していろいろ思った。
松田正隆さんの島式振動器官のラストの台詞が今まで聞いた台詞の中でかわらず一番好きだ。
本当にきれいな台詞。ええなあ。ええもんはええねん。

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