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ICCのオープン・スペース 2010 にいってきました。
年度を通じて開放される入場料無料のスペースになっているらしいです。
ICCはただ作品を観るだけでなくて、ゲームのように自分も体験して成立するものがおおくてとてもすきです。小学生のころよく行った科学館のような感じで。今回はいろんなアーティストの方の作品があって、とても楽しかった。
いちばんおもしろかったのが
クワクボリョウタ さんの
《10番目の感傷(点・線・面)》
という作品です。
作品意図は全く知らないのですが。真っ暗の部屋に、電車と線路のある風景が再現されたジオラマあって、その線路を電車が小さな明かりをつけて進んでいくというもの。
その明りで、線路の周りにある風景の影が真っ暗な部屋の壁に映し出される。
風景につかっている素材は、全てではないかと思いますが身の回りにあるものを使っているようでした。
ざるとか洗濯バサミとか。
それが影になると、風景の一部にちゃんとなっていて、そのものと影が別物になっていておもしろかった。影とのギャップがおもしろかった。
トンネルを電車が通る時の影とか、まるで自分もその小さな電車に乗っているような感覚になって楽しかった。