ずる休み

by 牛尾 千聖

今日は完璧な「ずる休み」をした。
いいんだ、いいんだと思いながら少し罪悪感はびっしりある今です。ふっふっふ。

ずる休みと言えば中学生の時、お母さんに「ずる休みさせておくれ」と頼み、了解してもらって休んだ日があった。高校も決まっていたんだったか、がんばって行かんでいいやーということで堂々と休んだったかなあ。「笑っていいとも!」をゆっくりみるぞー!と思ってチャンネルをかえても騒々しくなにか中継していた。事件があったらしく「笑っていいとも!」がしていなかった。その事件が地下鉄サリン事件だった。ずる休みといえばそんなことを思い出す。

久しぶりに活動して頭の中パンパンになり吐きそうだった。
その日は朝から動いて、昼から夕方にかけて予定が空いて困った。夕方からは予定があったのでどうにか時間をつぶさないといけなかった。
後楽園あたりにいて、そのちかくの遊園地らしきものがあったので一人でいった。なにかのイベントの日なのか、アニメのコスプレのひとがいっぱいいてびっくりした。みんな撮影会のようなものをしていてすごく楽しそうだった。ぼーっと眺めていると、化粧のうまい下手があるのに気付いた。カラーコンタクトをしている人もすごくいた。みんな好きな世界観を作ろうとしているのが楽しそうで、中途半端な自分が悲しくなった。かといって私はコスプレには興味がない。でも集中して楽しんでいる姿はうらやましかった。
ひとりでパラシュートっぽい乗物にのろうかとすごく迷ったけどやめた。
やめてよかった。。

人の都合を考えるのはむずかしい。考えるというよりただの想像になって無駄になること多し。
聞く勇気がない。

山手線の車両ボディに、タフマンのシールをはがした跡がくっきりある。
この前まで伊東四郎のシールが貼ってあったからだ。あの変なコスチュームのシルエットの跡がくっきりあって、ホームで電車が到着するとにやけてしまう。
あのCM大好きだ。

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